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翻訳アドバイザーからの一言

バイオテクノロジー翻訳

バイオテクノロジー翻訳と一言で言ってもいろいろな領域が含まれます。クローン問題、人ゲノム、細胞、DNA、タンパク質などのバイオ技術研究分野だけではなく、以前であれば農学、食品学、生物学、医学、薬学、化学、工学として扱われていた分野までもがバイオテクノロジーと見なされることがあります。微生物を利用したゴミ処理装置や水処理装置のように工学分野と言える内容までがバイオテクノロジー翻訳として扱われることがあります。このようにバイオテクノロジー翻訳は、他分野との境界が不鮮明になりつつあります。著しく発達する遺伝子工学などの技術によって、バイオの領域は、化学、電子工学、機械工学など、幅広い分野に伸びています。専門分野を大きく分けると、医療・医薬・食品・化成品・環境・バイオマス・人獣共通感染症(SARS・インフルエンザ・BSE)・ゲノム研究・再生医療等があげられます。

バイオテクノロジー翻訳では、翻訳者は各分野で必要となる高度な専門知識を身につけていなければなりません。該当分野の専門用語・論理について正しく理解していることが求められます。専門性の高い技術分野では、技術は基礎理論の上に成り立っているため、該当する基礎理論の理解が必要となります。該当分野に必要な知識を体系立てて把握し、分野の知識体系を最大限に活用しながら、専門用語を的確に押さえ、自然な訳文に仕上げる翻訳技術が必要となります。正しい知識に基づいて原文を正確に解釈していること、適切な訳語を選択することが重要です。

また、翻訳の背景となる流れや経緯をときちんとよく理解する必要もあります。原文の分野、訳文使用目的、想定読者、使用地域など案件の背景をきちんと把握した上で、原文の行間までもしっかり理解し翻訳することも必要となります。

バイオテクノロジー

生物学の知見を元にし、実社会に有用な利用法をもたらす技術の総称で、生命工学、生物工学とも呼ばれます。遺伝子操作、細胞融合やクローン技術などとともに、バイオテクノロジーと総称されます。特に遺伝子操作をする場合には、遺伝子工学と呼ばれる場合もあります。 バイオテクノロジーの基盤技術は、バイオインフォマティクス(生物情報科学)、組み換えDNA技術、たんぱく質工学、糖鎖工学などがあげられます。 具体的には醸造、発酵の分野から、再生医学や創薬、農作物の品種改良など様々な技術を包括する言葉で、農学、薬学、医学、歯学、理学、獣医学、工学と密接に関連します。

■遺伝子工学

遺伝子操作、遺伝子組換え、組換えDNA技術、などの用語ももほぼ同じ意味で用いられます。DNAを分離し、操作し、細胞もしくは生物に再導入して、そのDNAが増殖できるようにする過程からなる有用なタンパク質を発現させることや、生物に新たな形質を導入することなどを目的とします。

■ヒトゲノム

人間のもつすべての遺伝子の情報。人間には約10万個の遺伝子があり、約30億個の DNA の塩基配列に情報として記録されています。特に、病気に関する遺伝子情報を医療に生かすことが期待されています。

■再生医学

元来、生物の細胞や組織には再生する能力が備わっており、この再生能力をうまく利用して、障害を受けた組織や臓器を正常な状態に回復させることにより、病気の治癒へ導こうとするのが再生医学です。

■バイオ医薬品

組み換えDNA技術、細胞融合法、細胞大量培養法などのバイオテクノロジーで製造された医薬品。

■ナノバイオテクノロジー

ナノテクノロジーとバイオテクノロジーが融合した技術領域。幅約2nm(n〈ナノ〉は10億分の1)のDNA分子や、大きさが10nm程度のたんぱく質分子などのバイオ分子(生体高分子)は、生命現象を担うナノマシンです。ナノマシンは、現在の工学技術では製造不可能であり、ナノバイオテクノロジーは新しい技術分野となります。病気の診断や治療などの医療分野、環境汚染モニタリングなどの環境分野、電子材料分野などで研究が進められています。

■バイオマス

生物資源で、エネルギーとして利用できるもの。農業廃棄物、サトウキビ、石油に類似した液体燃料を抽出できる植物などを指します。

■バイオ燃料

生物体(バイオマス)の持つエネルギーを利用したアルコール燃料、その他合成ガスのことで、二酸化炭素(CO2)の総排出量が増えないと言われていることから、主に自動車や航空機を動かす石油燃料の代替物として注目されています。

□ガソリン代替オットー機関用燃料

トウモロコシやサトウキビと言った安い穀物を発酵・濾過してアルコール(エタノール)を作り出し、乗用車・小型トラック用のガソリンを代替するバイオマスアルコール燃料として利用します。

□軽油代替ディーゼルエンジン用燃料

バス・大型トラック・建設機械・船舶・軍用車両用の軽油代替燃料。一般の動植物油脂をそのままメタノール処理または水素化分解して製造します。

□ジェット燃料/軽油代替ガスタービン用燃料

航空機用ジェット燃料、軍艦/戦車用ガスタービン燃料、コージェネ用マイクロガスタービン燃料として灯油、ジェット燃料、軽油を代替します。

バイオ論文翻訳

バイオ論文翻訳では、著者の思考を良く理解し、論点を整理し、足りない言葉を加えたり不要な表現を削ったり、それぞれの文化にそった文章で書き表す作業が必要となります。単に専門用語を辞書で引いて当てはめただけでは、よい翻訳とは言えないところに難しさがあります。特にインパクトが必要な投稿論文などでは、翻訳によっては冗長でしまりのない焦点のぼやけた文章や、迫力のない文章になってしまうことがあります。それではせっかくの成果も色あせてしまいます。 実際に、専門用語の選択や使い方が間違っている、論文内で論理的つながりがおかしくなっている、理解不能になっている、意図とは違う意味になっている、などの論文翻訳は多く見られます。

投稿にあたっては投稿するジャーナルの投稿規程を正しく知る必要があります。ジャーナルによっては下記のような独自の取り決めがあります。

見出し項目(抄録、序論、考察など)の指定

各項目(または全体)の文字制限

図表の数に制限

次に研究の全体像を把握し、論文の構成を正しく把握する必要があります。 IMRAD(Introduction, Methods, Results and Discussion)は論文の主要な構成要素です。

実際の論文ではこの他に、抄録、背景、目的、結論、謝辞、参考文献などの見出しが使用されることもあります。

I:Introduction(緒言、序論)

M:Methods(方法)

R:Results(結果)

D:Discussion(考察)

I:Introduction(緒言、序論)
この研究を行うに至った背景および研究の目的を書きます。 Introductionは論文の冒頭で読者を引き込む重要な役割を担っているため、明快かつ心地よい論調で書きたいものです。

M:Methods(方法)
研究の対象や、具体的な介入方法について記述します。

R:Results(結果)
研究により得られた新しい証拠を記述します。あいまいな表現は避け、端的な表現(時制は過去形)を用いてください。

D:Discussion(考察)
他の研究と関連付けながら、今回の研究の解釈を示しかつ重要性を説く箇所です。論理性が問われるところなので正しい英語で記述する必要があります。

バイオ特許翻訳

バイオ特許とは、「バイオテクノロジー関連の特許」を意味し、バイオテクノロジーの専門分野と特許文書を土壌にする複合翻訳分野です。この分野の需要は年々高まっていると言われています。

取扱い実績|バイオテクノロジー 関連分野翻訳

バイオ特許翻訳、特許明細書、研究資料、研究論文、レポート、ガイドライン、訳語集、webサイト、 その他>>詳しくはこちらをご覧ください|翻訳分野


お取引実績|バイオテクノロジー 関連分野翻訳

農林水産省、国立遺伝学研究所、 その他多数 >>詳しくはこちらをご覧ください|翻訳実績


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